ご近所釣行記

サラリーマンアングラーの備忘録です。

中森明菜のdesireって知ってる?

もう2019年も残すところあと数日。

毎年思うことですが、はやいですね〜。

 

 

どんどん1年が経つのが短く感じるのを、

ジャネーの法則って言うらしいですよ。

 

5歳児の1年は、人生の1/5の時間だけど、

50歳の1年は人生の1/50の時間になるからだそうで。

まあ考えりゃ、

そりゃそうか!

って感じですよね。笑

 

でも、歳を取っていく以上、

どんどんその感覚が短くなると考えると恐ろしい。

 

 

 

余談はさておき、

今回も十中八九釣りのことです、ええ。

 

 

そして!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回は脱輪をしましたが今回は自分が落下しました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやー、死ぬかと思った。

そのことも含めまた長々と書いていこうかなと。

 

 

 

11月の気仙沼の大会で辛酸を舐めさせられてから、

狂ったように毎週毎週リアス式海岸の磯場へと足を運んできました。(元からだいぶ狂ってはいますが…)

 

今年は猛暑や台風の影響で海の中も例年とはまるで違う様子になっているように感じます。

 

いつもならハイシーズンと呼ばれるようなタイミングで釣りに行っても、魚はいるのか?と思うほど渋い。

あとは、これは今年を通じて言えることなのですが、

週末の土日に限って天候が悪い!!!

 

雨の日も多いですし、

空は晴れてても爆風だったり…。

 

「いやー、今日は釣り日和だねー!」

なんて言いながら釣りをした記憶が今年はあまりないですね。

 

 

僕たち割と仕事まじめにやってますよ!??

週末くらい楽しませてくださいよカミサマ〜

 

来年の初詣は自身のことよりも、天気が良くなることを祈ってきましょうかね。笑

 

んなことは言いながらも、

釣りには行ってるんですよ。

 

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11月中旬

いつも行く磯で100m先くらいの

ブレイクで掛けた37.8cm

コイツを釣った時にネストを横切ったのに怒ったのか、後ろから50cmを優に超えた黄金のオスが追いかけてきたんですけど、めちゃくちゃ興奮しました。笑

 


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11月下旬

ベッコウゾイ40cm

爆風大シケの中、沖のコンブ密生帯の中にワームを突っ込んで食わせた1匹(最初食ってるかどうか分からなかったです。笑)

 


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11月最終日

ボートロックでアイナメ51cm(自己ベスト)

シャローから一段低くなったポイントで一発吸引系の強烈バイト!!!

 

足元で掛けたので、ファイト時間こそ短かったですが、念願の大台超えをすることが出来て感無量でした!

 

 

と、まあこんな感じで、

シブいシブいと言いながらも何だかんだ結果は出せてる気がします(ちょっと自慢)

 

 

まあただ往生際が悪いのでひたすらにキャストを繰り返してるってだけなんですけどね。笑

 

 

そんでまあ今回、12月15日!

今年ラスト、釣り納めでございます。

 

ちょっと早くない??

とお思いの方もいるかもしれませんが、師走の過密スケジュールでラストにせざるを得なかったのです…。笑

 

今回向かったのは我らがホームの某エリア。

せり出した半島の中に、お気に入りの磯が点在していて、季節や天候などをもとになんとなくいつもポイントを選んでいるのですが、その日は風向き的にいつものポイントは全部釣りにならなそうな気配でした。

 

朝一ポイントに一応行ってはみましたが、磯に降りる前から風が強いのが分かったのでわざわざ降りることはしませんでした。

 

 

こんなこともあろうかと!

事前に新たなポイントの目星をつけておりました!

 

 

特技のグーグルマップサーフィン、

そして最近磯探しに使っている

僕の必殺技が、youtubeです。

 

 

 

 

youtube

釣り場の動画なんか

みんな行ってて魚抜かれちゃってるでしょ!

 

 

とお思いの釣り動画ばかり見てるそこのアナタ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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甘い、甘過ぎるぜ…。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の必殺技はドローンの空撮です。

 

もちろん自分がドローンを操作するわけではないです。

 

 

 

youtubeには色々な動画を投稿している人がいますが、僕が目をつけたのがドローンの動画を投稿している方達です。

 

 

youtubeで、

「地名 ドローン 空撮」

などと検索すると、

 

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こんな感じで、自分が行きたいエリアの海岸線が空撮されてることが多々あります。

 

あとはグーグルマップなどを使って、車が停めれる場所や降りていけそうな場所を探せばバッチリです。

 

 

地図上だと高低までは分からなくて、

いざ現地に行ってみると断崖絶壁で、釣りなんかできたもんじゃない!

 

となることも結構ありましたが、これを覚えてからはだいぶポイント選びでミスをすることは減りました。

 

もちろん、どこもかしこも空撮されているわけではないので、当てはまらないエリアも往々にしてあるのは確かです。

 

ドローンユーザーの方々!

もしご覧になっていれば、宮城県の海沿いの空撮、どんどん行ってください!笑

 

僕めっちゃ再生回数に貢献します!

 

 

 

 

まあ、そんな釣りキチガイにジロジロ投稿した動画を見られてるとは思ってもいないでしょうね…。笑

 

 

そんな感じで、ポイントを探しているのですが、今回も空撮をもとに見つけたポイントにまずエントリー。

 

ここは、車も停めれて比較的簡単に磯場に降りていけました。

磯と言うよりは浜のような地形です。

沖に根があるので、そこをネチネチと狙ってみたいなと妄想を駆け巡らせながら歩いていると、

 

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太陽が出てきました!

気持ちいいですね〜。

 

 

写真にも写っているような根をめがけて、シャッド系の大きめのワームをキャスト。

 

朝イチなので、食い気のあるやつを探すためにリフト幅を大きくとって、アピール強めの攻めのアクション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジリッっ!!!」

ドラグ音が早速響く。

おれじゃない!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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後輩T島くんが一投目で39cmをゲット!

毎週末仕事終わりに寝ないで仙台から岩手に行き、

夜通し釣りをしてから、次の日も日が暮れるまで釣りをしているだけのことはあります、さすがです。笑

 

 

 

 

あっけなく良型が出たので、今日は風は強いけどイージーモードなのか?と淡い期待を寄せましたが、1時間半ほど沈黙。

 

 

「ダメだね!」

みんな首を横に振る。

 

魚の反応がない時は、割とちゃっちゃと移動してランガンするのが僕の磯ロックのスタイルなので次なるポイントへ。

 

 

 

そこはそのエリアの有名ポイントなので、覚悟はしてましたが、やはり車が先に停まっていたので引き返すことに。

 

先行者優先ですからね…。

 

 

来る途中に降りれそうだけど、未だ行ったことがないポイントがあったのでそこに行ってみることに。

 

初めてでしたが、完全に轍があって人が入った形跡がありました。

有望ポイントなのかな?

とりあえずやってみることに。

 

 

沖に根や切り立った岩など、アイナメが好きそうなストラクチャーが沢山あって雰囲気は抜群。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、沈黙は続く。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風裏だったはずなのに、いつの間にか風がどんどん吹いてきました。

 

 

自分が立ってる場所の風が弱くても、キャストした先が強風でルアーを操るのが難しいという状況になってきたので、開き直って、完全に風裏になっていたシャローを狙うことに。

 

歩いて目ぼしのシャローに向かうと、先程のT島くんがすでにいて、やはり考えることは同じだなと思い、声をかける。

 

「じゃあ、おれはこっちの方やってみようかな!」

と、彼の横に向かおうと一歩踏み出した瞬間、事件は起きました。

 

踏み出して足をかけた岩が、そのまま崩れて、僕もバランスを崩してそのまま落下。

 

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↑極端なイメージ

 

 

 

 

右手に向かおうとして、左足を踏み出し、左側への落下だったので、自分が落ちる方向がどんな地形なのか全く分からない状態での落下でめちゃくちゃ怖かったです。

 

真上を見ながら、

「このままどこまで落ちるんだ?海まで行くのか?はたまた猛烈にせり出した岩に後頭部強打して気絶?どうなる?どうなる??」

 

 

 

と、ほんの0コンマ何秒かの間に色々なことが頭を駆け巡りました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ドンッ」

1m位下まで落下。

幸いにもたまたま落下した先が平らな岩で、そのまま尻餅をついて着地。

 

背負っていたリュックがクッションになり、頭部も異常なし。

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が足をかけて崩れた岩が、上から岩肌をなぞるように転がって落ちてきました。

 

 

落下した驚きに放心状態だった僕は、それを避けきれず、ランドセルサイズの岩がふくらはぎを直撃!!!笑

 

 

正直痛かったかどうかも良く覚えてません。笑

 

 

 

頭の中では、

「真っ逆さーまーに、落ちてdesire ♪」

中森明菜の名曲が流れ、

 

そして、

 

アニメ フランダースの犬でネロとパトラッシュが教会で天国に行くシーンが走馬灯のように蘇りました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫スカーーー!?!?!?」

と一部始終を全部見ていた後輩がダッシュで駆け寄る。

 

あまりに衝撃的過ぎて放心状態でしたが、我に返り怪我や致命傷はないか体をチェック。

 

岩に手をついたので、手には軽い切り傷。

そして岩が直撃したふくらはぎの外側には肉離れのような痛み。打撲ですね。

 

 

そしてタックルをもったまま落下したので、

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僕の愛機、レボロケットのハンドルの軸が曲がったああああああ。泣

 

 

 

 

 

いや、まあそうは言うものの

これだけで済んで良かったです。

 

落ちた先がそのまま海だったらとか、落ちてきた岩が頭や腹に落ちてきてたら考えると、命あるだけ感謝です。

はあ〜死ぬかと思った。笑

 

 

ちょっと磯用のスパイクを新調したので、安易に考えてましたね〜。

グリップが効こうが、岩ごと割れたら意味ないですもんね。

 

2020年からは気をつけます!

 

皆さんも磯場では気をつけてくださいね!

 

 

 

そのあと、その場でT島くんが、本日2匹目再び39cmをゲット。

やりますね〜!

 

 

 

 

 

 

 

その1匹のみでアタリもない。

ちょうど腹も減ったので、

車に戻り早めの昼食を取ることに。

 

 

やっと気持ちが落ち着いてきました。笑

 

 

 

足は少し痛みますが、このまま終わるわけにはいかないと、僕の磯ロック魂が熱く燃え盛っています。

 

いつぞやのキジハタ遠征もそうでしたね。(波を頭から被って悔しさを胸に目標達成)

 

 

 

カップラーメンのスープを飲み切り、

気合いを入れて次のポイントへ!!!

 

 

 

 

先程先行者がいたポイントにもう一度行ってみました。

もともと僕が狙っていたとこは、先行者がいるメジャーな磯ではなく、そことは違う方向に降りていくワンド。

降りたことはなかったですが、もしエントリー出来れば、かなり良い釣り場なのではないかと目を付けていました。

 

 

 

ポイントに着くと、やはり車は停まっていましたが、そちらには誰もいないと信じ降りてみることに。

 

 

かなり険しい道を想像していましたが、

案外アッサリ降りることが。

 

先行者もいません。これはいいぞ。

 

三人はそれぞれ足場を選び釣りを開始。

 

大きいワームを使って、キャストできる範囲を丁寧にアプローチしてみましたが、反応無し。

 

隣にいたT島くんも、首を傾げる。

 

 

雰囲気はあるのにな〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ、釣れてんでねえスカ?

 

T島くんがそう言うので、振り返ると、

 

奥の岩場を選んだR君の

ロッドがブチ曲がっている!!!!!

 

かなり遠目でしたがファイトを見守る。

 

 

 

 

 

 

なかなかデカそう。笑

 

 

 

 

 

そんなサイズが釣れると思っていなかったのか、ネットを探してアタフタしている。笑

 

 

なんとかかんとかネットイン。

こちらに大きくガッツポーズを掲げる。

 

釣れたら大声ではしゃぎがちな彼ですが、

割と控えめなリアクション。

予期せぬファイトに疲れたんでしょう。笑

 

「45cmくらい!!」

 

 

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目測らしいですが、いいサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、オレだけ釣れてない…。」

 

 

そんなことを考えていると、

R君が35cmくらいのをもう1匹追加。

 

 

おいおい、みんな2匹釣って

オレだけボウズは切ないぜ〜??

 

 

ここは一本出さねばと気合いを入れ直す。

 

 

 

こういう時は

リアクションバイト誘発作戦です。

 

魚の本能に!訴えるのです!

 

具体的にはロッドを煽ってリフトした後、ワームがフォールに入る前にロッドを2、3回シャクってワームをダートさせたりスイミングさせたりします(ワームのフォルムによって動きが変わる)

 

これは日本海にキジハタ遠征に行った時に覚えた技で、全く釣れない時なんかにけっこうハマったりします。

 

ただ一つデメリットがあって、

ワームが着底した時のバイトではないのでしっかりフッキングが決まらないことが多々あります。(デカいキジハタをバラした経験あり)

 

これはジグヘッドでやれば改善出来るのかもしれませんがポイント的にそれはかなり厳しいので、今回は普通のオフセットフックを使いました。

 

 

 

 

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釣りの知識がない方々、

ここまでの説明、きっと上の人たちみたいに見てましたよね。笑

すいません、ここからは割と付いてこれる話に戻ると思いますので笑

 

 

 

 

まあ、要は奥の手を使う的なことです。

 

潮通し抜群、海藻もたくさん生えていて、

エサもあるし産卵にも適してそうな、いかにもなポイントにルアーを通し、先程のアクションを使う。

 

 

 

 

 

答えはすぐに出ました!

 

 

 

「ゴンっ!!!!」

 

きたあああああああ!

 

 

首の振り方的にかなり頭が重そうな良型!

 

手前はガチャガチャした岩が点在していたので慎重に魚を手繰り寄せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えた!

デカイ!!!

 

 

 

針がしっかり口に掛かっているのを確認して、一気にブッコ抜き!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先に釣った二人を黙らせる46cmオス。

体高もあってめちゃめちゃカッコいい!!

 

 

 

いや〜、ナイスファイトでしたね。

これだからやめられない、

いや、やめるつもりはもともとない。笑

 

 

 

アイナメは冬場の今時期に産卵期を迎え、オスは体を黄金に輝かせ、卵を守ります。

 

「しっかり一家を守ってくれ、

また遊んでくれ、ありがとう〜。」

感謝を込めてリリース。

 

ちなみに、最近婚約した釣り仲間の一人は、

僕たちにひたすらに、

あれ婚約したのに金色になってないね?

 

 

「いや、アイナメじゃねーよ!」

 

と、ひたすらいじられています。

皆さんも是非使ってみてください。

 

 

 

 

 

 

その後もその場で粘っていると、

 

 

 

T島くんの、

ふぁーーーーーーーっ!」という声が響く。

 

 

 

先程僕が釣ったポイントで、推定50cmオーバーをラインブレイクで取りこぼしてしまったそうです。

 

 

めちゃめちゃ悔しそう。笑

 

 

 

 

ものの1時間で、こんなに良型が連発したここの磯のポテンシャルすごい…。

スパイクの跡などもなかったので、秘密の場所にしておこうかなと企てています。笑

 

 

そのあと粘るも、T島くんが小さいのを1匹釣ったところで、夕暮れまで時間が差し迫ってきたのでストップフィッシング。

 

 

爆風でポイントが限られてる中、初見の場所三箇所でこれだけ釣れたんだから良かったのではないでしょうか。

 

 

「あれはデカかったな〜。」

なんて、1日を振り返りながら磯から車まで戻る。

20分ほどの道のりです。

 

 

車に着き、トランクに腰をかけ

着替ていると足に激痛が。

 

釣りをしている時は集中していたので、ちょっと痛いな、くらいの感覚でしたが、脱いで傷を見ると、ふくらはぎが真っ青に。笑

 

立つのもやっとの状況になってしまいました。

自分の釣りへの集中力ってすごいんだなと関心。笑

 

 

帰りの道中コンビニで買った氷で足を冷やしながら運転し、なんとか帰宅。

 

 

 

そこから2.3日は足を引きずらながら歩いていました。

とは言うものの、「釣りに行って怪我をしました。」なんて上司には口が裂けても言えないですからね、平静を装ってオフィスを歩いてましたよ、痛かった〜。笑

 

 

今現在二週間ほど経ったので、さすがに足の痛みはほとんど消えましたが、未だにアザは残っています。

みなさん本当に怪我にはお気をつけて。

 

 

ボーナス叩いてリール治しに行かないとなあ。泣

正月も釣りの予定あるし。笑

 

 

 

今回はだいぶ長くなってしまいましたね。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

今年から始めた日記のようなこのブログ。

暇つぶしに来年もよろしくお願いします。

 

ちなみに今年は釣行回数70回程でした。

もっともっと勉強して、大会でも上位に食い込めるよう努力していきたいと思います。

 

 

近々、どんな道具を使ってるかとかの記事も書いてみようかなあと思っております!

 

それでは〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敗北…、脱輪…、そして1日遅れの勝利の女神。

「日本で3番目に大きい湖は?」

 

「日本の最西端の島は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポンっっっっ!!!(口頭)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気仙沼のコテージにて、大の大人四人で

一般常識クイズを本気でやりました。

楽しかった…。笑

 

 

 

意外と答えられないものですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのも、この度、

気仙沼市大島で開催された、気仙沼ロックフィッシュフェスタに仲間たちと参加して、そのまま夜コテージに泊まりに来たという流れでございます。

 

 

 

 

 

そのフェスなに?知らないんだけど?

と思った、社会人になってなかなか趣味が見つからず、とりあえず近場で開催される野外音楽フェスには参加してる的なあなた。

 

 

 

 

 

違うんです、これは釣りの大会です。笑

 

 

 

今回はこの大会について久しぶりに

つらつらと長く書いてみようかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

元からこの11月の連休で泊まりがけで釣りに行きたいと仲間たちと計画していて、そんな時にこの大会があることを知ったので、

「じゃあ気仙沼行って大会に出て、コテージにでも泊まって、次の日も釣りすっか〜。」

 

という流れで参加が決まりました。

 

 

 

そこから10月中に、大会に向けた練習、カッコ良く言えば"プラ"にも来て、着々と準備を進めていました。

 

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40センチのアイナメや、そこそこのベッコウゾイ。

10月はまだシーズン開幕には早い時期でしたが、

なんとか魚がいる場所のイメージは掴めたので大会でも

"ひょっとしたらひょっとするかも"

という浅はかな妄想を駆け巡らせ当日を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

大会当日の11月3日(日)

まだ陽が出てない時間に気仙沼に到着。

 

すでに港には大会に出るであろうロックフィッシュアングラーがウロウロしている。

 

大会の運営の方にタックルのチェックをしてもらい、受付を済ませる。

 

 

 

今回の大会は、大島で開会し気仙沼市全域がエリアとなっていて、抽選を行い、若い数字を引いた人から順に車でポイントへ移動出来るというルールでした。

 

その順番を決めるくじを引いて、

出た数字は「66」

 

うーん、良くない。笑

 

少し悩みましたが、とりあえず誰か先行者がいたとしても、まずは目星をつけていたポイントへ行ってみようということになりました。

 

 

そして、開会式。

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これは閉会式の写真ですが、

ざっとこれだけの参加者がいます。

120名程ですね。

 

 

 

 

各メーカーのプロスタッフや、東北の釣りYouTuber、釣り船屋の船長さんなど、地元の釣り上手たちが一堂に会してるような感じ。

 

 

幽遊白書の暗黒武術会の開会式みたいで、みんなからとてつもないオーラーを感じました。

「全員戸愚呂じゃんか…。」

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と、つい弱気に…。笑

 

 

 

 

まあ、そうは言っても、こちとら毎日頭の中はリアス式海岸、釣行回数も負けちゃいねえし、引き出しだって多少はある。

ワンチャンスをものにできれば、なんとかなる!

 

 

 

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「関係ないね。」

周りがどうあれ自分の信じたルアーをひたすら投げるのみ!おれの心の戸愚呂弟がそう言い聞かせてくれる。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、6時半!いざ開会!

制限時間は14時まで!

みんな車で順番にポイントへスタート。

 

警察が張り込んでたら全員検挙されるのではなかろうかと言うくらいのスピードで各々爆走…。笑

 

 

 

 

 

 

 

まずは目星をつけていたポイントへとりあえず直行!

前後に車はいましたが、やりたかったポイントには幸い人がいなかったのでここでまずやり込んでみることに。

 

釣りを始めたのが7時過ぎ、とりあえず2時間はここで粘ろうと決めました。

 

 

 

そのポイントを選んだ理由としては、

アイナメの産卵に適したような波があまり当たらないような地形

・磯場でエサとなる小魚も多いという点

・そして何より、プラで釣れた。

 

と言った要素がありました。

 

産卵を意識した浅場に入ってきている個体を釣りたいという狙いです。

 

 

開始一投目、ブレイクラインにルアーを落とすと、早速小気味のいいアタリが。

 

 

アワセて巻き上げると26cmのアイナメ

この大会では25cm以上のロックフィッシュ 二匹の重さを競うルールのため、可愛いサイズですがキープ。

 

 

ナチュラル系のカラーのルアーをしっかり追いかけて食べてきました。

こうやって自分が立てた仮説と、実際の魚の反応を擦り合わせてその日のパターンをいち早く見つけることが釣果を伸ばす秘訣であり、勝利への近道。

 

根気強く同じように探り続け、1時間ほど経った時またバイトが!

さらに小さくなって、

キープサイズジャストの25cm…。笑

優勝には程遠いものの、とりあえず8時過ぎの時点で2匹揃えることが出来たので一安心。

 

あとは大物を一本仕留めればなんとか上位に食い込めるはずと信じ、またひたすらキャストを繰り返す。

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付けば10時前。

同行した後輩も、別の場所に行った仲間2人も釣れていないよう。

 

 

 

プラで目星をつけていた漁港へ移動。

 

 

 

 

 車の中では、最近聴き始めた

ドミコが「こんなのおかしくな〜い♪」

と煽ってくる。

 

 

本部へ戻る時間も含めると釣りが出来る時間は残り2時間強。

 

 

今度は磯場と隣接した漁港で、

沖に沈む海藻の周りを丁寧に探る。

 

 

 

遠投。

 

 

 

 

遠投。

 

 

 

 

遠投。

 

 

 

 

遠投。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイナメらしいアタリはほぼない。

だが、ここから移動するほど時間もない。

 

 

 

 

 

信じてひたすら投げるのみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、時間は無情にも過ぎ時間切れ。

 

 

 

 

 

本部へ戻り仲間たちと合流。

仲間の1人リ○ウ君は磯場でかなりのビッグを掛けたらしいが、ラインブレイクしてしまったよう。

渋い戦いだっただけにもったいない。

 

 

 

 

閉会式では上位3名が表彰台に。

それぞれどうやって魚を狙ったかをインタビューで根掘り葉掘り聞かれていましたが、やってることはそんなに変わらないなという印象を受けました。

 

 

ルアーのチョイスとか、ポイント選び、あとは勝負運など、条件がハマった人が文句なしの大物を仕留めたのかなと。

 

 

とは言え、同じ日程同じ条件の中で、まざまざと差を見せつけられると悔しさが込み上げてきましたね。笑

 

もっと魚のこと水辺のことを勉強しないといけないなと痛感しました。

 

 

 

 

来年こそは表彰台に立てるよう、

日々精進していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そして、閉会式後は冒頭にも書いたように、みんなでコテージに行きご飯を食べて、白熱のクイズバトルを行いました。笑

 

 

こういう時間は楽しいですね〜。

 

 

 

 

 

 

 

開会も早く、みんなの疲労もなかなか溜まっているので早めの消灯。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日は、ゆっくり気仙沼観光?

何を言いますか、やることは1つ。笑

 

 

 

 

ポイントは誰も知りませんでしたが、南三陸エリアへ行ってみることに。

 

 

 

 

お得意の航空写真サーチでポイント探し。

 

これのやりすぎで、そのへんのアイドルのSNSなら、写真から場所を簡単に特定できるんじゃないかと思うくらい、最近特技になってきました…。笑

 

 

 

目を付けた場所へは、地図にも載っていないような林道のような道を進んで行きました。

 

 

二手に分かれた道があり片方の道に進むと、断崖絶壁と言った感じで、なかなか人が降りるには厳しい角度の場所だったので引き返すことに。

 

 

 

事件は起こりました。笑

 

 

 

 

バックで戻る際に、道の脇にある雨水が通るような側溝を轍だとバックモニターで勘違いしてしまい左側の前後のタイヤがすっかりはまってしまいました。

 

 

あちゃ〜。笑

 

 

なるべくバックモニターは見ないようにしてるんですが、便利だと思い使ったら仇となってしまいました。

 

 

 

こんな時こそ四駆の底力、

脱輪なんてなんのその!

 

と言いたいところでしたが、タイヤが溝にはまって浮いているのでなかなか噛んでくれない。

 

みんなで岩や枯れ草をかき集めて溝を埋めてなんとか脱出することが出来ました。

 

かれこれ20分くらいですかね。

釣りの時間を削って申し訳ない、皆さん大変ありがとうございました!笑

 

 

 

 

さあ、釣りです釣り。

こちらのポイントは磯までエントリーしやすく、ロープも木にくくりつけられてたので、釣り人がそれなりに入っているポイントなのかな〜と思いました。

 

 

 

 

はじめての脱輪で、心が少しフワフワしてる状態で砂利浜を歩き釣り場へ。

 

それぞれ投げたいポイントに別れる。

僕が選んだポイントは、キャストでギリギリ届くところに海藻や岩があるゾーン。

投げれる箇所の左右には大きな岩が切り立っていて、明らかに海底がブレイクラインになってることが地形から分かりました。

 

 

昨日もヒットワームだったルアーを選び遠投。

 

ファーストフォール、次のフォールくらいまでは海藻や岩に引っかかる感じ、そこからもう一回リフトをするとルアーがストンとさらに深いゾーンまで沈んでいく。

"ブレイクだ!"

 

クラッチを切ってラインを出し、ボトムまでルアー落とす。

ラインのたるみを取ろうとしたら、ラインが沖に走っていくのが見えました、バイトです。

 

 

たるみを取って、フルフッキング!!!

 

 

 

乗った!!!

 

グンッ!グンッ!と首を振る、

アイナメです。

 

引きの強さから、かなりの大物であることはすぐにわかりました。

 

根が点在しているので潜られないよう、半ば強引に引っぺがし魚を浮かせる。

 

手前に寄ってきた魚を見ると…、

 

 

めちゃくちゃでかい!!!!

 

魚の重さからして、ぶっこ抜くにはややリスキーだったので、大声を出し仲間を呼ぶ。笑

 

 

仲間の足元へ魚を寄せて、ハンドランディングをしてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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45cm!ブリブリのメス!

2キロ近かったと思います。

 

 

 

やはりここまで大きい魚だと、

顔つきに畏怖があると言うか、力強さ格好良さが伝わってきます。

 

 

今思えばめちゃくちゃ嬉しかったですが、昨日釣れてれば…とか、脱輪…とか、いろいろな感情が混み合って雄叫びをあげられませんでした。笑

 

 

 

 

これからアイナメが産卵に向けてどんどん岸に寄ってくる時期がやってきます。

コイツは体力もパワーもあるので、他の魚より先に自分の産卵場を見つけに来たのでしょう。

 

 

「ありがとう〜、たくさん子どもを産んでおれの遊び相手を増やしてくれよ〜。」と願いを込めてリリース。

 

 

 

やはりアイナメの力強いファイトはめちゃくちゃ興奮しますね。

久しぶりに心がワクワクしました。笑

いやー、それにしても昨日釣れてくれよ。笑

 

 

 

来年こそは気仙沼市長から表彰されるよう、様々な釣り方や知識など自分の引き出しをさらに増やしていきたいと思います。

 

 

長々とありがとうございました〜。

それでは〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブロガーって大変。

「仕事辞めたの??」

「本当に仕事してる??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々に会う友人などから、

よく言われるんですが、ちゃんとしてます。笑

 

ですが、土日に心血を注ぎ過ぎているのも

確かでございます。

 

 

8月にブログを更新して以来、釣りをし過ぎていてなかなか書く暇がなかったので今回一括して、かなり端折り気味に投稿させてください。笑

 

 

タイトルの通りです。

定期的に書くの大変ですね…。笑

 

 

 

 

 

 

 

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毎年恒例、桧原湖バス釣りキャンプ。

今年はGWの時に行ったメンバーで

桧原湖リベンジマッチ

 

僕はなかなか釣ることが出来ずかなりビビってました。笑

 

スモールマウスバスならではのファイトはやはりたまらなかったですね〜。

 

 

 

 

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夏の夜と言えば、"ナマズ"

のはずが、グラマラスボディのコイが釣れちゃいました。笑

 

 

ルアーを咥えてロケットスタート

パワフルかつテクニカルなファイトでした。

 

 

リ○ウ君、車まで全速力でネットを取りに行ってくれてありがとう。笑

 

 

 

 

 

 


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初のジギング!

タチウオが釣れました!

 

 

 

 


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相も変わらずナマズくんはコンスタントに。笑

何だかんだ今年も15匹位は釣ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋田県横手市の漫画美術館に行った際、

壁に書かれていた格言に惹かれました。笑

 

 

 

 

 

 


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アホな後輩に連れられキジハタクエスト以来の日本海エギングを。笑

慣れない釣りでなかなか難しかったですがなんとかアオリイカを一匹。

 

おまけでキジハタも〜。

 

 

 


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童心に帰り、小、中学生の頃通い詰めたポイントで久々のバス釣り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てな感じで、だいぶ雑に

書かせていただきました、お許しを。笑

 

 

 

来月初めに気仙沼でロックフィッシュの大会があるので、次回はそれについて書けたらなと思っております。

 

それでは〜。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

キジハタクエスト

新たな相棒rav4 がやってきて早二ヶ月。

この記事を書いているのがちょうどお盆過ぎですが、

かれこれ9週間連続で釣りに行っています…。

 

 

 

納車になったら乗せてね!!

と言ってくれていた関係各位の皆様、

ご連絡がないと勝手に釣りの予定が入りますので、

是非ご一報ください。笑

 

 

今年は梅雨がなかなか明けず、夏は本当にくるのか??なんて思っていましたが、しっかり酷暑がやってきましたね〜。

 

 

 

長雨の影響で水温が安定しないと思っていたら、急に気温が上がりさらに悪循環と言った感じで、海に行こうが山に行こうがなかなか良い状況で釣りが出来ない週末が続きました。

 

 

ですが、広瀬折立バス釣りクラブの2人を始め、僕の釣り仲間たちはタフなコンディションの中でもドラマを起こし、しっかりと釣果を伸ばしていく…。笑

 

 

一方、僕は数は釣れても、武者震いが起こるような魚(僕らはこれをドラマフィッシュなんて勝手に呼んでいる笑)を釣ることが出来ない。

 

 

 

「難しいなぁ〜。」

釣りの帰りの車の中で、ボソッと呟くと、

 

「それ毎週言ってますよ。笑」

と後輩のま○とくんから言われる始末。

 

 

 

釣れようが釣れまいが、仲間と一緒に自然に囲まれ、ルアーを投げているだけでとても楽しく幸せな時間なのですが、納得のいく魚が釣りたいという気持ちもあるというのが釣り人の性。

 

 

我慢の釣りが二ヶ月ほど続いていましたが、この度"ドラマフィッシュ"と呼ぶにふさわしい魚を釣ることが出来たので、またつらつらと。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルの通り、その魚は"キジハタ"です。

 

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↑実際に釣ったやつ。

 

キジハタは日本海側の磯場などにいる魚で、僕らがよく狙っているアイナメやソイなどと同じくロックフィッシュと呼ばれる魚の一種です。

 

中国、北陸地方なんかではアコウとも呼ばれメジャーなターゲットなのですが、ここ数年、放流が盛んに行われていることや、海水温の上昇などもあり、新潟や山形、秋田などでも釣れるようになってきているそうで。

 

 

ですが、釣れるようになってるといっても、書き出すとめっちゃ長くなるので端折りますが、魚の数自体がそもそも少ないですし、普段釣ってるアイナメなんかとは種類が違うので、同じロックフィッシュと括られていますが、釣り方も全く違うらしい未知の魚。

 

ネットの情報もほぼないに等しい…。

 

ただ、普段釣りをする太平洋側にはいないレアな魚で且つシーズンが夏であり、そして、アイナメやソイよりもパワフルなファイトという噂…。

 

 

釣ってみたい…。

でもよくわからない…。

どうしよう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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僕の心の中の茂野吾郎がこう諭す。

 

「吾郎君!そうですよね!やります!」

 

 

 

 

 

 

 

偶然に偶然が重なり、僕と釣り仲間2人がたまたま同じタイミングで有給だったので、特にアテもなく山形と新潟の県境へ行くことに。

 

 

 

"とりあえず行ってみる"

これが僕たちの定番のスタイルで、

まさにキジハタクエス

今回もとりあえず唯一情報があった鼠ヶ関(ねずがせき)漁港を目指し出発!

 

 

何だかんだ3時間はかかり、7時過ぎに到着。

 

 

ポイントに着くと、漁から帰ってきたらしきジイさんが僕らに話しかけてくる。

「何釣りに来たのや?」 

 

「キジハタです!ハタ!」

僕たちがそう言うと、

 

「!!!!????」

ジイさんは驚いたのか細い目を見開いてこちらを向く。

そして、軽く鼻で笑って目をそらす。

 

そんなものはココにはいないよ!的なリアクションなのか、とりあえずめちゃくちゃバカにしてたのは分かった。笑

 

絶対釣ってやるぞと気合が入る。

 

 

この日は波が高くなる予報で、着いてみると、予報通り波風共に強い。

 

とりあえずは同じロックフィッシュだしということで、普段やってるようにルアーを投げてボトムを取って、魚の住みかを探す。

 

 

3人各々がめぼしいポイントへ

ルアーを打ち込むが…。

 

釣れると大声を出す3人の誰からも声が聞こえない。

聞こえるのは爆荒れ日本海の波の音だけ。

 

 

 

 

あなた(キジハタ) 追って 鼠ヶ関
悲しみの日本海
愛を見失い テトラの上
落ちる涙は
積もることのない
まるで 海雪〜♪

 

 

 

 

釣れな過ぎてジェロの海雪で替え歌を考える…。

 

2時間ほど粘るが何もない。

得意の航空写真サーチで近場のポイントへ移動するが、風がモロに当たり釣りにならなそう…。

 

 

そんな時、漁港にいた釣り人を見つけ、

釣り場でのコミュ力が尋常じゃないリ○ウ君が、一目散に駆け寄り話しかけに行ってくれた。

 

遠目に見ていたが何やら盛り上がっている。

残された僕ら2人もその人の元へ。

 

釣り人に話しかけると、快く色々と教えてくれる人もいるが、あしらわれたり、釣り場についてはうまくはぐらかされて明確な情報を教えてくれない人もいる。

自分で開拓したポイントや、釣り方を全く見知らぬ人に教えるのを躊躇う気持ちは分かるし、僕自身も場所によっては聞かれても明言を避けることもある。

 

だがこの人は振り切れた良い人だった。笑

わざわざグーグルマップで、場所まで示してくれて至れり尽くせり。

 

3人で深々と頭を下げて感謝する。

 

何のアテもなく家を飛び出してきたが、現地の人に話しかけることで状況に光が差す。

この手探り感というか、村人に話しかけてヒントをもらうRPG感がたまらなく好きだったりする。笑

 

 

時間も時間だったので、先に昼飯を食ってから教えてもらったポイントに行くことに。

 

途中立ち寄ったガソリンスタンドで、店員のおばちゃんが仙台ナンバーを見て物珍しそうに話しかけてくる。

「わざわざ何釣りに来たの!?」

 

キジハタの写真を見せて、「これです!キジハタ!」と言うが。

 

知らないね〜、ははっ。よく分からないけど3人で1匹ずつ釣れるといいわね。

 

朝のジイさんもそうだが、何かと現地の人の発言が耳に残る。笑

 

絶対釣ってやる。

後部座席でひとり僕は闘志を燃やした。

 

 

 

 

 

 

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地元の人気店でラーメンを食べる。

真夏で汗をかいた体には、スープが沁みる、めちゃくちゃうまい。

 

地元の美味しいものを食べるのも釣り遠征の醍醐味だったりする。

 

 

腹ごしらえは済んだので、

いざ、教えてもらったポイントへ。

 

相変わらずの爆風、高波。

これ大丈夫かな?と思いながらも、せっかくの情報だ、やってみないことには始まらない。

 

 

ルアーを投げるが相変わらず反応はない。

 

情報があっても、天候がこれじゃどうしようもないのか…と思っていると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッパーーン!!!

 

しきりに磯場に波が打ち付けていたが、

明らかに大きい音。

 

顔を上げると白波が目の前に。

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↑こういう波!!笑

 

 

 

 

 

 

 

一番低く海に近い場所にいた僕は頭から波を被ってしまった。

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少し乾いた後でこの有様。

 

別角度から見ていた友達からは、「死んだと思った!」と言われるほど。笑

 

 

安全第一!釣果第二!

これは超大前提なので、危険を感じ移動。

 

 

 

波を被ったTシャツやら、タイツやら、靴やらを乾かしながら風の当たらない港で子サバを釣る。

 

 

こんなんじゃない…。

サバが釣りたくて来たんじゃない。笑

 

 

 

 

 

 

 

鼻で笑ったジジイ、心優しい釣り人、ガソスタのオバハン、波を被ったオレ…。

 

小馬鹿にされて、波被って海にまで笑われて…、

このままじゃ終われぬ!

 

一つ一つの出来事が

クライマックスの涙の伏線だと信じて…!

 

 

 

夕まずめの高活性タイムに波風共に当たり過ぎず釣りが出来る場所を教えてもらったポイントの周辺で探す。

 

めぼしいところは二箇所。

17時を過ぎたところで風が少し落ち着いた。

 

これは星巡りが良いんじゃねえーの!?

とかも思ったが、冷静に冷静に。

 

 

 

まず一箇所目へ。

数分やるが、潮がキツくルアーがまともに操れないし、もちろんアタリもない。

 

みんなと目を合わせるが、

釣れないよと首を横に振る。

 

こういう時はすぐ移動だ。

 

 

そして二箇所目のポイントへ。

何だかんだ6時前になり日没まで1時間弱。

 

泣いても笑ってもここで最後。

 

波を遮るように岩が波と平行に張り出している。

若干潮が緩んで小魚が溜まりそうな良い雰囲気を今日初めて感じた。

 

 

自分の嗅覚を信じて怪しいコースに、小魚に似せたようなルアーを通して操る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはすぐに出た!

 

ガツンっ!!!と激しい当たりが。

ラインが走る。

 

魚の姿は見えないが、味わったことのない走り方、絶対にキジハタだ!

 

 

 

「っしゃああああ、きたあー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

逃すものかと肩に力が入る。

足元まで手繰り寄せたところで、

 

 

 

 

ロッドがフッと軽くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バレた…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

うわわわわわわわーーーーーーん、絶対キジハタだよおおおおおおおーーーーん、あーーーーーーーーーーーっーーっら!

 

 

 

 

 

 

    

 

 

磯場で寝っ転がり嗚咽する。笑

朝から今の今まで、狙っていた魚をやっと目の前にして、頭が真っ白になり完全にファイトの主導権を握られてしまった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時点で18時10分。

あと50分ほどあるが、こんなチャンスは経験上1日に何度も来ない。

 

 

だが、ここまで来て諦めるのもポリシーが許さぬ、最後まで完遂してこそだ!

釣れるまで釣りをすれば釣れる!

そう昔から自分に言い聞かせてきた。笑

 

 

同じパターンで丁寧に丁寧に、

サカナクション新宝島くらい

丁寧にルアーを操る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣れない沈黙の時間が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18時半過ぎ。

「もうあんなチャンス二度目はないよ。」

隣にいたリ○ウ君につい弱音を。

 

「そう言うなって〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴンッッッッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きたあああああ!!!!!このタイミングでええええええ!!!!笑

 

釣りの神様は僕に二度目をくれた。

 

 

隣の彼は、

え!え!え!いま!??!え!え!まじ!まじかよ!!

と僕より興奮している。

 

 

 

 

失敗は繰り返さん!しっかりとフッキング、魚を通してくるコースを冷静に俯瞰し、ロッドワークで魚を手繰り寄せる。

 

 

 

 

そして…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もうね、少し泣きましたよ。笑

 

大きくガッツポーズ、仲間とハイタッチ。

自分のことのように喜んでくれる2人。

嬉しくて嬉しくて…。

 

 

何もわからぬ状態から手探りでやってきて、全てが噛み合ってやっと一本釣ることができた嬉しさたるや。

 

 

こういうのを経験しちゃうと、

"やっぱやめらんねえよなー"って

なっちゃうんですよね。

 

 

 

 

そして、まだ時間は少し残っている、

みんなも釣ってくれ!!

 

 

 

 

 

「あ、きた!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、僕が小さかったですがもう1匹釣りました。笑

 

 

2匹釣ってしまい、2人にスイッチが入って、結果的には日が暮れても少しやる始末。

まあお決まりです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、釣果は僕が釣った2匹。

ですが、最初にバラした1匹、あれは後から釣った2匹より引きが格段に強かった。

ソイツを釣りたい、そしてみんなが悔しがっている。笑

日本海には宿題が残ってしまいました。

 

 

 

 

小ちゃい頃に、どこにいるかも分からないのにカブトムシが捕まえたくて虫取り網片手に家を駆け出していく、誰もが味わうあのワクワク感を未だに味わいたくて、もうすぐ25歳になるサラリーマン達がやっているんです。

そして、目当ての魚を釣り上げて、海辺で泣きながらハイタッチしてるんです。

 

どう思うかはあなた次第…。笑

 

 

 

 

 

 

 

てな感じで、

キジハタクエスト上々の出来でした。

to be continue.ってやつですね。笑

 

 

それでは〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きな言葉は「リアス式海岸」

 

前回の記事の更新から一ヶ月が経ちました。最近の近況を記事にしてみませんか?

 

はてなブログの運営サイトから、

ブログ更新の催促メールが届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

うるせえぞ!

満足な魚が釣れてねえんだ!笑

察してくれ!

 

 

お久しぶりです。

更新しないと!という気持ちはありながらも、

こんなん釣ったんだぜえええ!ドヤァア!」的な魚はなかなか釣れていなかったので、書くに書けない状況でございました。

 

ですが、何も書かないのもあれだなと思い最近のことをツラツラダラダラ書いてみようと思いました。

 

最近のことと言っても、釣りのことですので、

インスタ映え!仙台のカフェ5選!

みたいな内容だと思っている方はこの辺で見るのをやめた方がいいですよ。笑

 

 

 

 

六月の一週目に新しい相棒RAV4が届き、そこから毎週末釣りに行っています。

 

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こんな感じで意気揚々と…。笑

 

 

やはり車自体が大きく、トランクもかなり広いのでたくさん道具を積んでもストレスがないですし、ゴリゴリの四駆なので、「こんな道行っても大丈夫か?」と思うようなオフロードでも難なく突き進んで行けるので、とても助かっています。

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二段収納の棚と天井にロッドを置けるホルダーを作って設置しました。

完全にそれ用の車と化しております…。笑

 

 

 

この新しい相棒とともに、

この6.7月取り組んできた釣りが磯ロックです。

どこかで開催されているロックフェスの名前ではありません。

 

磯場でロックフィッシュを狙うのです。

前にも書いたことがありますが、ロックフィッシュとはアイナメやソイなどの岩場などに生息する魚のことで、それらをルアーを使って、海底の岩や海藻の隙間など丁寧に探り、釣るという釣りです。

 

見えることもありますが、海底の障害物は基本的に目では見えません。

ルアーを投げて動かした感覚や波の動きなどを見て海底に思いを張り巡らせるのです。

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燃えよドラゴン』でブルースリーが放ったこのセリフ。感じるだけではダメです。

 

この釣りでは、「考えるな、感じろ、そして考えろ」ですかね。笑

 

海底の地形、水深、水辺の状況などをしっかりと考えて攻めていくのです。

 

 

そして磯で釣りをするので、港のように整備されているわけでもないのでポイントは自分たちで自力で見つけるしかないのです。

 

どのようにポイントを見つけるかと言うと、

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iPhoneの航空写真を使って、自分の嗅覚を頼りにこの辺で釣りしてみたいなと目星を付けて、現地に行き山を掻き分け、崖を降り行ってみるという超原始的な方法です。笑

 

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こんな斜面をロープを使って降りていき、

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ゴツゴツしたこんな場所で釣りをするという次第でございます。

 

 

なので、ポイントに着くまでのまさに冒険のような時間は楽しいですがとても過酷で危険です。

僕も先週足を滑らせ、危うく若くして命を落としかけましたし、クマの足跡などもその辺にうじゃうじゃ落ちているので、まあまあ危険です。

 

 

ですが、その道の先に開けた海を見たときの感動、魚たちの力強いファイト、そしてそこで魚を釣ったときの嬉しさは何にも代え難いです。

僕にとってはタピオカの行列に並ぶよりも、こちらの方が数千倍楽しいです。

 

 

だから毎週行っちゃうんだよな〜…。笑

 

 

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これはiPhoneのヘルスケアという最初から搭載されているアプリの画面です。

これは友人のですが、磯ロックをやるとこのくらい歩いているようです…。笑

 

ちなみに横浜のランドマークタワーで70階だそうなので、相当なアップダウンを歩いています…。

 

 

 

 

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いくら道が険しかろうとも、その先で起こるドラマを信じて僕らは毎週水辺へと向かってしまう…。

 

あなたがtiktokで動画を見ている時、僕はリアス式海岸の航空写真を見ながら、来たる週末にムラムラしているのです。

 

縁を切るなら今が見定め時かも。笑

 

 

 

牡鹿半島雄勝気仙沼大島、唐桑、しまいには岩手県大船渡、この一ヶ月でひたすらにリアス式海岸で遊んできました。

 

RAV4も一ヶ月ですでに3,000キロ走っています。 

 

ですがまだまだ釣り足りません。

何が起こるか分からないから、何かを起こしたくてみんな水辺へと向かうのです。

 

"夢がかなう その日まで 夢見心地でいるよ"

the blue hearts  ♪夢

 

日々の憂いなんざ、綺麗な自然が吸い取ってくれる。

結婚や出産、周りのみんながオトナになっていくように感じるけども、僕はもう少し水辺にロマンを馳せてルアーをかっ飛ばします。

 

まあ実際に自分が、結婚して子どもが出来てもそれは変わらないけども…。笑

 

 

まだ見ぬ大物、ドラマを求めて死ぬまでリアス式海岸とは友達でいたい所存でございます。

 

今回はこのへんで。

それでは〜。

 

 

 

相棒

ヤダヤダヤダヤダヤダっ!!

 

小さい頃、ベイブレードが欲しくてトイザらスで親の手を引っ張りながら泣き喚き、そのまま肩を脱臼してあまりの痛さに記憶が飛んだことがあります。

 

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ドランザーだったかな…。笑

 

 

趣味嗜好は変わってきましたが、昔から自分が何が好きか、自分に使いこなせるものは何かを考えて身の回りのアイテムを増やしていくことがとても好きでした。

 

 

 

カッコいいベイブレード、ルアー、リール、デニム、靴、バックパックなどなど。

あれかな、これかな?と、大いに迷う時間がまず楽しくて、いざそれが自分のものになり、使い込んでいくのがまた楽しい。

 

小さい頃はお小遣いやお年玉、今は少ない給料の中で、欲しいものは買う、いらないものはメルカリで売る(最近覚えた)という感じで、多少の我慢をしながらやりくりをしてきました。

 

 

まあいわゆる"形から入るタイプ"。

浪費家ですね。

 

 

そんな僕が最近、買うか買うまいか悩みに悩み抜いて決断したあるものがあります。

 

今回はそれについて書こうかなと。

 

 

 

 

 

 

 

あるものとは!

です。

 

 

 

僕は大学の四年間を関東の秘境群馬県で過ごしました。

大学2年生の頃、群馬のあまりにも悪い交通の便にしびれを切らし、親に懇願し車を購入しました。

 

 

ディーラーさんが親の知り合いということもあり、最初だし運転しやすいものをということですかと、トヨタヴィッツを購入。

 

 

部活の車出しや、仙台への帰省、山奥の野池、アテもない釣り遠征、デート、友達とのアテもないドライブ、などなど。

 

ヴィッツをゴリゴリの四駆だと思い込み、かなり無理をさせてきましたが、特に大きな故障や事故などもなくここまでやってこれました。

 

最初は「コンパクトカーかよー。」と嘆いていましたが、19歳から24歳という僕の青臭い五年間を共に過ごしてくれたこの車に愛着はありました。

 

 

ですが、五年契約の残クレで約月20,000円程の支払だったこの車の契約が今年の五月で終わるため、次の車をどうするかを考えていました。

 

 

 

 

 

 

そんな僕には小さい頃から憧れている車がありました。

 

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ランドクルーザーです。

屈強な車の代名詞ともいえるのが、このトヨタ ランドクルーザー

ご存知の方も多いと思います。

 

現在の陸上自衛隊への納入を狙い開発されて以降、60年以上日本で販売され続けているモデルです。

 

クラシックな丸目の60(ロクマル)や、角目の70(ナナマル)や80(ハチマル)などなど、年代によって特徴が異なり、色々なモデルがあります。

 

僕が生まれた前後の年に発売されたようなモデルでも200〜300万円の値段が平気で付きますし、今ではそのボディを生かして中のエンジンや内装をリノベーションするリノカというのも良く販売されています。

 

 

釣りやキャンプなどなど、休日はほとんど家にいないアウトドアな僕は、悪路や雪道も難なく走破できて、荷物もたくさん積めるカッコいい車を求めていました。

オフローダーの代表とも言えるランクルが僕の憧れで、小さい頃から釣り場でよく見かけるそのレトロな車体に惚れ込んでいました。

 

某○田氏のように、後部座席でエッチなことをしたいわけではないのです!

 

 

 

 

 

ヴィッツの次はナナマル」と自分の中で決心を勝手にしていました。

 

 

 

ですが、僕が欲しいのは現行のランドクルーザーではなく古い車体です。

 

いい車体を見つけることですら難しい。

また維持費や車検の金額などと自分の収入を擦り合わせてみても自分自身が火の車になってしまうのでは…という不安がありました。

 

 

若いうちに愛すべき手のかかる車に乗っておきたいという気持ちもあったのでかなり悩みました。

 

学生のうちに一癖ある女の子と付き合っておきたい、みたいなそんな感じです。(わかる人いるかな笑)

 

 

 

 

知り合いに中古車屋がいるわけでも、周りで同じような趣味を持ってゴリゴリの四駆に乗ってる知り合いもいない。

何から始めればいいか分からないまま、今年の初めくらいから動き出さねばと思いつつも何もできないまま月日が経ってしまってました。

 

そして、ある日担当していただいているディーラーの方から、ヴィッツの契約が切れるので、その件についてお話をということでアポイントの連絡。

 

 

 

 

負けた…。笑

ランクルに乗れないことを悟りました。笑

 

 

 

提案された車は

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トヨタRAV4 です。

ここ数年生産が止まっていたのですが、今年から新しいモデルで日本で再発売が決定していました。

 

アメリカでは販売されていたモデルなので少し目はつけてましたが、すっかりランクルの頭だったので脳内ドラフトで言えば四位指名くらいの存在…。

 

 

自分の中ではゴリゴリのランクルに乗る気でいたので正直気は進まない…。

 

けれども、漠然とランクルに乗りたいと思っていただけで、めぼしい車体があったわけでも自分でアクティブに動き出していたわけでもないので、気付いたら車検が差し迫っていたという状況を自ら作り出してしまっていました。

 

 

 

かなり悩みました。

 

 

燃費が悪い、維持費がかかるなどなど、家族をはじめ周りの人たちからはほとんど反対をくらいました。笑

 

 

 

名家の武士が、貧しい農家の一人娘に恋をしたが、家柄などから交際を公に出来ずに最終的には駆け落ちをするみたいな展開だなと一人で妄想していました。笑

 

 

 

 

うーむ、かなり悩む。

 

頭の中を今一度整理してみよう!

 

 

ランクルのプラス面

・好きな車に乗れる嬉しさ

                                         のみ。笑

 

ランクルのマイナス面

・燃費がクソ

・維持費がクソ

・車体に当たり外れがある

・そもそも見つけるのが難しい

 

 

 

「お金は大事だよ〜。」と飲みに行くと隣の隣の席で飲んでる声がでかい婚期を逃した声のデカいOLがよく言っていますが、まさに自分の財力のなさを実感…。泣

 

 

 

 

 

 

 

 

悩み抜いた末、

RAV4を買うことを決意しました。

 

 

正直、ナナマルへの未練はタラタラです。笑

 

運転してるとたまーにすれ違うことがありますが、未だに胸がキューっと苦しくなります。

女の子にフラれたようなあの感覚です。

 

 

次は必ずや綿密な計画を立ててランクルを購入したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、RAV4にはこれから五年間お世話になります。

トヨタの完全バックアップのもとなので、故障や維持費の面に関してはあまり考えず、しっかりと日々働き、毎月の支払いに耐えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そして、本日納車でした!

 

 

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思ったよりデカい!!

僕の残りの20代よろしくお願いします!

 

 

乗った感想などはまた書こうかなと思います。

 

それでは〜。

 

類は友を呼ぶ

加茂水族館の入ってすぐの淡水コーナーにいるナマズはめちゃくちゃデカいっす!クラゲの写真をテキトーに撮ったらもっかい淡水魚コーナーに戻ってナマズのチェックするくらい!!!!

 

うみの杜水族館のメバルもかなりいいサイズが揃ってるよね!!みんな上を向いてしっかり餌を待ってる!!

 

美ら海水族館のGTはカッコよかったなあ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日

令和早々、釣りバカたちは酒を片手に、水族館デートの醍醐味を語った。

 

 

世の男たちよ!!!!

インスタ映えなんざあ気にして、ライトアップされたクラゲだの、ワイングラスに入ったグッピーだのを、その首からぶら下げた、特に趣味もないからカメラでも始めようかなとか浅はかな気持ちで買った一眼で撮ってんじゃねえぞ!!

 

 

 

悪口が過ぎましたね…。笑

 

 

 

 

 

 

どうもお久しぶりです。

「ブログの更新はまだ?」と、もの好きな数少ない読者の方々から催促が来ておりましたので、急ピッチで仕上げました。笑

今回はちょい長めで、編集に時間がかかってしまいました。令和第1号です、お待たせしました。

 

 

 

 

 

 

 

この度、改元に伴うGW10連休にあやかり、5/2.3に僕の釣り仲間を集め計6名で、福島県へ泊まりがけでバス釣りをしてきました!

 

 

 

 

「10連休なんて長すぎる。」

「仕事忘れちゃうよ〜。」

 

 

 

 

 

何を大人ぶってカッコつけてんだ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上皇をはじめとする天皇家の皆さん、そして、いつも通り日常業務を行っていただいたサラリーマンや、コンビニの店員さんなど労働者皆様に深い敬意を持って、いただいた240時間、死ぬほど遊び尽くすのが我々の役目でしょうが!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、でも、正直長いな…。

とか思ってたけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メチャメチャ楽しかったぜ…。笑

ごちそうさまでした…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭のセリフは、コテージでの宴会のアホな会話の一部始終…。笑

やはり釣り人は水族館に行っても釣り人はなんだと感じた面白い瞬間だったので紹介させていただきました。

 

 

 

 

 

 

スケジュール的には、

福島県の相馬にある真野ダムでバス釣り

↓(2時間弱の移動)

福島県の磐梯のコテージに宿泊

磐梯山の麓、桧原湖バス釣り

 

 

という流れでございました。

 

 

 

 

 

 

まあ順を追ってダラダラと書きますので、見切りを付けて、インスタサーフィンに戻るならここです、今がやめ時です。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日

朝4時に出発し相馬へ。

前日の夜中に急遽胃腸炎を発症した後輩T島君も流石の気合で参加。

 

コイツの部活のズル休みは何度も見たが、

釣りには必ず来る。

熱があろうがしっかり参加して釣りをする姿はまさしく彼そのものでした。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間ほどで真野ダムに着き、レンタルボート屋さんで、テキトーな説明を聞く。

「まあ、わかるっしょ?」みたいなスタンスは時として楽だが時としてとても危険なので、みんなで最低限の情報は聞く。

 

昼過ぎくらいから風が強くなるから、あまり沖には出ない方がいいと思います。」

 

ボートの操作方法に気を取られ、このセリフを少しないがしろにしていたが、あんなことになるなんて…。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3艇に別れ、各々釣りへ。

ボートごとに釣った魚の大きさ勝負!ということで、胃腸炎T島君と気合を入れて、それっぽいポイントを狙うが釣れない…。

 

 

移動

 

 

 

 

     

 

 

 

 

釣れない。

 

 

 

 

 

 

移動

 

 

 

 

 

 

釣れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホントに魚いるっすかー?潜ってきますか??笑」

聞き飽きたいつもの冗談を彼が言っていると、風が吹き始めた。

 

 

 

 

 

まだ午前中、予報が少し早まったか?

 

釣りたいポイントにボートを停めても風で流される。

しまいには船が陸に着き座礁

これもはや陸っぱりやん!!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

風の中、得意のダウンショットリグ(これしか武器がない)で、ボトムを小突いてると、モゾモゾという違和感!バイトか??

 

ロッドを煽る、魚だ!!!!

 

 

スピニングリールのドラグ音、トルクフルな引き、まさにスモールマウスバスの醍醐味!

 

 

 

走り回られたが、やっと魚が見えてきた!!

30cmくらいか?

 

 

 

 

 

 

 

「T島!ネット頼む!!」

「わかりやした!」

 

 

彼の構えたネット目がけ魚を浮かせる。

超タフの中釣れた1匹、感動!!!!

 

 

 

 

ネットイン寸前

バシャバシャ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさかのフックアウト…。

ここでのバラシはメチャメチャ痛かった。笑

 

 

他の2艇もまだ釣れてない!

これを取ればラーメン奢ってもらえる!

と気が緩んだ瞬間でした。笑

 

 

 

 

 

 

その後も爆風の中ネチネチ釣りを続けるも、なかなか上手くいかない。

 

 

 

時間的にそろそろやめようかと思うと、釣りに夢中で気付かなかったが、さっきより風と波が大変なことに…。

 

こんな馬力にのないボートで帰れるのか?笑

 

 

ヒュールリーヒュールリララ〜♪

森昌子越冬つばめが頭をよぎる。笑

 

 

 

風と波に煽られながら、T島の運転でなんとか帰着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的には若林区釣りバカ4人集がゼロ。

広瀬折立バス釣りクラブが2人で3匹。

 

 

 

 

 

 

 

あの爆風の中プラグを投げようという発想になるバサーの方たちの経験値と知識はさすがだなぁと感心。

 

 

「まあ、ホンチャンは桧原湖っすよ!」

と、自分に言い聞かせる。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、2時間弱運転をして磐梯に向かう。

 

 

 

コテージに到着。

 

 

GW中何とか予約が取れたコテージだったので、あまり期待していなかったがすごく綺麗。

 

 

 

おばちゃんの案内も程よいテキトー加減でよい。

真野ダムのボート屋とは安心感が違う!笑

 

 

 

 

そして1人部屋まである。

なんだここすげえぞ?笑

 

 

 

 

 

 

 

 

「おれここの部屋〜!」

などと、野外活動のようなテンションにみんななってきた。笑

 

 

 

 

 

 

今回のイベントは、釣りはもちろんみんなでコテージに泊まるという楽しみポイント、さらに言えば、キッチンを使い大好きな料理を心置きなくできるというポイントがありました。

 

 

久々にシェフとして、皆さんに美味しい料理、そして最高の笑顔を届けられるよう頑張る時ですよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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我ながら料理はまあまあ自信あるんですよ(小声)

 

 

 

みんなに「美味しい!」と言ってもらえてとても嬉しかったです!

 

 

 

 

釣りの話とか、昔話しながらお酒飲んでゲラゲラ笑える時間はとても有意義でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日

次の日は桧原湖で午後からガイドサービスで、バス釣りの予定だったので、朝はのんびり。

 

 

 

 

二日酔いのヤツもいたが、ゆっくり朝の時間を過ごし、タックルの整理をしていざ桧原湖へ!

 

 

 

 

 

桧原湖に到着。

本日のガイドの加藤さん本多さんにご挨拶。

 

「午前中はどうだったんですか〜?」

 

 

苦笑いを浮かべ、首を横に振りながら人差し指を立てて1匹のみだと言う加藤さん。

 

それを聞き僕らも苦笑い…。笑

 

 

 

 

磐梯といえば、かなり冷え込みがキツい地域で、道中には五月だと言うのに雪もまだ残っている。

 

まだまだ完全に春という感じではなく、魚に口を使わせるのは難しい時期のようだ。

 

 

 

 

 

「まあー、なんとかなるっしょ!笑」

 

釣りバカ6人は、喫煙者と非喫煙者に分かれそれぞれバスボートに(僕は非喫煙者)

 

 

 

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12〜17時の5時間勝負!

いざスタート!

 

 

 

 

この日も前日同様爆風。

こんなんでボート出せんのか?転覆しないか?というほど湖面が騒がしい…。笑

 

 

 

そんな中でもさすがはガイドさん、うまく風裏になるポイントに案内。

 

 

 

 

 

前日同様ダウンショットでボトムを探っても、アタリはなく春の桧原湖の洗礼を受ける…。

 

ガイドさんが、シャッドやジグヘッドのミドストで釣れていると話していたので、今まで何となくやっていたミドストをプロの方からしっかりとご享受をいただき、見よう見まねでワームを操作する。

 

 

ミドストとはミッドストローリングの略で、簡単に言えば竿を操りルアーを中層付近で漂わせるテクニック。

ワームで底を叩いたり、トップウォーターでルアーを泳がせたりというような、手の感覚や視覚でルアーがどう動いているか確認できない、言わば正しいか正しくないかがよくわからないのだ。笑

 

 

 

ガイドの加藤さんからは、「あってるあってるいい感じ!」と言われても、周りのみんなと顔を合わせて、「これでいいのかな?」と疑心暗鬼に…。笑

 

 

 

 

小学生の頃から、ルアーを風呂に持ち込み、どう泳ぐか、どう誘うかの妄想を重ねてきた自分を信じてロッドワークで小さなワームを操る。

 

 

 

 

 

 

 

ブルッ!

 

 

 

 

 

 

 

「あ、当たった!」

 

周りのみんなが、顔をこちらに向ける。

 

 

みんなの顔がこちらを向いた瞬間、もう一度バイト!!!

ロッドを煽る。

 

 

「食ったああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

昨日の雪辱、バラすものかあ!!!!

ドラグを使いながら、魚を徐々に弱らせる。

 

 

 

 

 

魚体が見えてくる!でかい!

無事ネットイン!

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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この1匹、この感動のために僕は生きてるんです。

 

手足ふるえたぁ…。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も、得意げにミドストを続けるがこの1匹で終了。

もう1つの船も、釣果は1匹のみ。

 

個人的にはとても嬉しい1匹でしたが、春の桧原湖の難しさを実感させられました…。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

2日間を通して、仕事のことなんかすっかり忘れて、ガムシャラにチャリンコこいで一日中釣りをしてたガキンチョの頃に戻ったみたいでとっても楽しかったです。

 

 

 

 

 

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みんなでカッコつけて撮った写真。

 

 

 

イメージはこれ↓

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まあ僕らに肩書きをつけるなら…、

左から

エロ目ルアーオタク

破天荒メバルストーカー

二日酔いモンスター

シェフ ミドスト

コンビニ弁当男

おしゃべり下痢アングラー

 

と言ったところでしょうか、異論は認めます。笑

 

初対面同士もいましたが、釣りというツールですぐに打ち解けてくれて楽しい2日間になって僕は満足です。

 

 

 

 

長々と2日間について書きましたが、最後までお付き合いありがとうございました。

 

新たな時代も変わらず、釣って釣って釣りまくりたいと思います!

 

 

 

 

 

 

余談ですが、しっかり遊び抜いたおかげで、T島くんから胃腸炎をいただき、ぶっ倒れました。笑

 

 

それでは〜。